4715 オブジェクトの監査ポリシー(SACL)変更
オブジェクトのローカル監査ポリシー(SACL: 何を監査するかの設定)が変更されたときに記録される。監査の無効化=証跡隠しにつながるため、常に記録される重要イベント。
概要
サブカテゴリは Audit Policy Change。ローカルの監査ポリシーのセキュリティ記述子が変わるたびに生成される。このイベントは「Audit Policy Change」サブカテゴリの設定にかかわらず常に記録される。
発生契機・方法
- オブジェクトの
SACL(System Access Control List: そのオブジェクトに対し何を監査するかを定める設定)が変更されたとき。
セキュリティ上の確認事項
- 攻撃者が、自分の活動を記録させないために重要オブジェクトの SACL を弱める/外す可能性がある。監査の無効化は防御回避の典型で、SACL 変更は証跡隠しの前段になりうる。
- どのオブジェクトの監査設定が、誰によって、どう変えられたかを確認する。監査ポリシー変更 4719 と併せ、監査体制への変更をまとめて監視する。
ログレビュー時の注意観点
- 常時記録されるため設定漏れの心配は少ない。正規の構成変更(監査設計の見直し)と、想定外の弱体化を区別する。
- 重要資産(機微フォルダ、レジストリ、AD オブジェクト)の SACL 変更に絞ってアラートにすると有効。
主なフィールド
| フィールド | 意味 |
|---|---|
Object Name / Object Type | 監査設定が変更された対象 |
Subject\Account Name | 変更を行ったアカウント |