1104 セキュリティログが満杯
セキュリティログが上限に達し、かつ「上書きしない」保持設定になっているときに記録される。監査証跡に空白(記録できない期間)が生まれる直前のサインになる。
概要
サブカテゴリは Other Events、記録元は Microsoft-Windows-Eventlog。ログファイルが最大サイズに達し、保持方式が「イベントを上書きしない(手動でクリア)」のときに発生する。上書きを許可している環境では起きない。
発生契機・方法
- ログの最大サイズ到達 + 保持方式「上書きしない」の組み合わせ。
- 短時間に大量のイベントが発生してログが急に埋まったとき。攻撃者が意図的にノイズイベントを大量発生させ、ログを満杯にして以降の記録を止める使い方もありうる。
セキュリティ上の確認事項
- これ以降のイベントが記録されない=監査証跡に穴が空くため、運用上の優先対応が必要。
- 急な満杯は、直前に大量イベントを生んだ原因(ブルートフォースや大量のオブジェクトアクセスなど)の調査につながる。
ログレビュー時の注意観点
- 本来はログ管理(ローテーションや SIEM への転送)で未然に防ぐべき状態。1104 が出ること自体が設定不備の指標になる。
- 満杯以降の空白期間は、SIEM 側へ転送済みのデータで補完する。
主なフィールド
固有のデータフィールドは持たない(内部的に FileIsFull の記録のみ)。Computer と TimeCreated で発生ホストと時刻を確認する。